柑橘系の香りと言えばオレンジと並んでもう一つ、グレープフルーツがあります。
オレンジフルーツからも当然香料が抽出されるのですが、オレンジなどと同様に皮を圧縮して絞り出します。
抽出される量はオレンジやレモンと比較すると少なめで、より多く抽出するために蒸留する場合もありますが、皮を絞った物よりも香りの質は落ちると言われています。
もともとグレープフルーツは自然界には存在していませんでした。
18世紀頃にインドを原産とするオレンジと、同じく柑橘系のザボンを人工的に交配させたことから生まれました。
「グレープフルーツ」の名前の由来ですが、垂れ下がって実るその果実がぶどう(グレープ)の実に似ていたことから名付けられたそうです。
ちなみにグレープフルーツは学名で「Paradisi」と呼び、つまり楽園を表します。
グレープフルーツは国内では生産されていません。
というのも日本の変化の激しい気候の条件ではグレープフルーツは育たないからです。
日本で売られているグレープフルーツは全て輸入品で、世界でも有数のグレープフルーツの輸入国です。
またその年間消費量も世界で2番目、ちなみに1番消費している国はアメリカになります。
グレープフルーツはオレンジとは違い香料が抽出される部分が果実しかありません。
また抽出される量がレモンやオレンジと比べて少ないことは上記の通りですが、香りの成分が果実の奥深くに埋まってしまっているため抽出しにくいのです。
グレープフルーツには果実が赤い物、黄色い物があることは皆さんもご存じかと思いますが、両者の違いは色だけだそうです。
精油は化粧品や香水にも用いられ、非常に人気のある香りです。